不思議な車検の審査規定変更 改造の場合は気をつけましょう メーカーは禁止なのに車検は通る 本末転倒

2017-08-10 18:54:09

6月22日の車両法改正でタイヤはみ出しOK(条件あり)

 

マフラー横出しOK 国際基準もありますがマフラー認可の理由は

 

排気ガスが綺麗になったから...」で、これからの車であればまだしも

 

年式問わず昔の排ガス基準で左に向けられたら街道筋の住宅や歩行者はたまりません

 


  

4月に車検見積もりに訪れたポルシェのお客様 タイヤのリムガードが5ミリ出ていて当時はアウト

 

6月22日即日実施で有れば4月に決まっていたのでは...勘ぐってはいけないですかね

 

今は、このまま車検が通ります。

 

 


  

一寸前のタイヤの上が入っていれば「ハの字」を書いている俗称鬼キャンも車検が通る...

 

確実に全幅は「ハの字」を書いている部分車検証より広くなっていますが「これも不思議」

 

安定して走行できるわけでもなく危険なためメーカーは禁止ですが国が車検を通すのです

 

全幅が車検証より広いと言うことは車庫証明も無意味な物となっていますよね

 


  

遡れば、完璧におかしくなったのは「指定部品」+「車高9センチ」下げてOK  でしょうね

 

世界的には9センチ以下の最低地上高も多く存在しますし日本の条文も9センチ以下も有りですが

 

9センチでは車によっては走行に支障をきたす場合が有り我々整備業はアドバイスも大切な仕事です

 


 

ショックメーカーは競って9センチの車高となるように製品を作る 

 

一般的な乗用車やスポーツカーであればここまでドライブシャフトに角度は付かないが、

 

ワゴン、ミニバンや特殊構造の車を含む全ての車で9センチにしようとするから無理がある

 

この写真は走行状態でリフトアップしてあるがスプンリングは、ほとんど効いていない

 

安定して走行はできません

 

 

右 上右の赤丸はリヤデフ その拡大写真 見事にヒットしています マフラーはまだ低い

 

左 同じミニバンの通常のドライブシャフト角度 角度があまり付くとシャフトジョイントの

 

構造上破損の可能性が高まる。車高調で内側ドライブシャフトブーツが破損したら本当に危険

 

車高9センチで車検を通しているのは国車のメーカーは当然禁止で新車保証対象外です

 

ちなみに、この場合、車高は大きく下がりますが車検証の訂正も不要

 

車検基準が9センチで確保されている以上は危険で保証対象外ですがディーラーでも弊社でも車検を

 

通すことが求められる変な車検制度

 

 


  

車高が下がっても車検証はそのままで良いのにフォグランプ下端高さは2006年新設で定められました

 

フォグ下端25センチの確保より安定して走行できないメーカー禁止の「鬼キャン」「車高9センチ」

 

の方が禁止されるべき事。国際基準に合わせるのはメーカーまたはチューナーにより安全走行できる

 

保証のあるもので有るべきだと思います。

 

安全基準が毎年厳しくなり安全性は飛躍的に高まり新型車を開発し国に認可を求めている

 

メーカーに対して昔の車検制度のまま、根拠の薄い基準でメーカー安全性に対する努力を

 

無にする車検制度ですね詳細はこちら 

 


 

参考のため極限までチューニングされ車両価格も1500万円以上の国産スポーツカーの

 

最低地上高はレクサスRCF 13センチ 日産GTR 11センチ ホンダNSX 11センチ

 


   

○弊社はディーラーを含む国土交通省認証工場長野県2091店のうちわずか

 

129店のコンピュータシステム診断認定工場です(平成28年11月現在)

 

○自動車整備技術認定資格スーパーアドバイザー在籍県内25名(平成28年1月現在)

  

ハイブリッド、クリーンディーゼル、自動ブレーキ等最新システムは車検項目ではありません

  

車検時も点検しなくてよいとのことです。診断システムを接続しないと点検できません

  

診断システムが1台しか無いディーラーでは全車両チェックはしていません

  

弊社は多数の診断システムで車検、法定点検全車両チェックしています詳細はこちら

  


 

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