○2021年11月の新型車から自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)が義務づけされた
メーカーにもよるが2.3年ほど前から自動ブレーキ未装着の新車は販売していない事もあり
自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)装着率が高いのに何故事故を起こすのか?
左 ダイハツタント 年式により異なりますが古い順にスマアシⅠ.Ⅱ.Ⅲ スマアシ(最新型)
があり現車はスマアシⅢ 3年使用 エンスト等のエラーデータはあるが警告灯は点灯せず
診断システムつないだときにわかる スマアシⅢにエラー履歴は無い
右 スマアシⅢのデータは6ページスマアシになると機能が大幅に増えるためページも増える
○データの中でFCW(前方)警報が153回 警報が鳴っても気にとめない状況があり
原因を突き止める必要がある 平均すると月に4.25回 警報が鳴っている
![]() |
![]() |
こちらはダイハツハイゼット スマアシⅢt 最新はスマアシ
FCW(前方警報)は9ヶ月間で4回 上のタントとは全然違う
○ちなみに車線逸脱(道路のラインをウィンカーを出さずに超えそうになる)が13回あるが
最新型スマアシは車線逸脱抑制制御(はみ出さないようにハンドルをアシストする)がつきます
それだけ点検箇所が多くなり時間が掛かります
![]() |
![]() |
○2021年10月1日 法定点検項目にOBD点検が追加されましたが診断システム(スキャンツール)
をつながずメーターの警告灯でチェックしているディーラーも多いです
リコールや新車納車整備で発生したエラーも、車検や点検をしてもそのままで納車されますから
○「つながるクルマ」でエラーモニタリングしていも、すべてがエラー履歴となるわけでも無く
データ確認作業も必要です タイムスタンプが無いのが致命的ですね
○警告灯を点灯させないエラーも重要な物が多い 診断システムをつないでチェックをお勧め
自動ブレーキがついていても事故は起きる この機会にチェックしてみませんか
国土交通省のOBD点検のチラシ
OBD点検とはスキャンツールを接続して点検するのが基本だがメーカー、システムごとに違うため
該当のスキャンツールを持っていない場合はメーターで警告灯をチェックする簡易方法でもOK。
すべての故障が警告灯を点灯させるわけでは無く見落としが出てしまうので
スキャンツールを使うことが原則と読み替えた方が良いでしょうね
![]() |
![]() |
2022年5月以降発売の新型乗用車にはバックカメラ義務づけ
2022年7月以降の新型乗用車には事故情報記録装置が義務づけ
乗用車や軽自動車の自動ブレーキは普通のブレーキを作動させます
新たに設置義務の電子機器はバッテリーを使います。電圧低下の誤動作も怖い
現在の新車や車検を通すだけのメンテナンスパックのブレーキやバッテリーではかえって危険です詳細こちら
○2021年11月以降の新型車とは2021年11月以降に「新型」となった新車のことです
新型となっていない場合は「継続生産車」の新車となります